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このアニメは初めて見た時から、「不滅のあなたへ」と同じく、物語の進行が非常にゆっくりです。そして物語の冒頭で勇者の物語が終わっていることもあり、一般的な人々が期待する勇者の冒険物語とは異なります。さらに、日常の場面や断片的な思い出が続くため、熱血アニメが好きな人にとっては苦痛かもしれません。最初は私も同じような感じがありました。とにかく「進撃の巨人」の結末を見たばかりで、まだ興奮が冷めていないのに、こんな進行の物語を見せられるなんて、もし後半まで見ていかないと感じないと言われなかったら、早々に逃げ出していたでしょう。
現在 12 話まで見ていますが、断頭台でアウラと対峙する章以外は、ほとんど平凡な物語だと感じています。この物語には興味深い設定があります。魔族の人々は自分たちの魔力を抑えることはありません。魔力は彼らの地位や力の重要な表れであり、人間社会で多くの富を持つ人々と同じように、一目で誰が富と地位を持っているかがわかります。だから強力な魔族ほど、軽率な行動によって死ぬ可能性が高くなります。なぜなら、フリーレンと彼女の師匠は自分たちの魔力を抑え、それを餌にして魔族を誘殺するからです。彼らは自信に満ちていて、自信によって死ぬのです。もちろん、常に自分の魔力を抑えることは魔法使いにとって光栄なことではありません。これは魔族が人間の言葉で人間を欺くことと同じで、目的を達成するための手段に過ぎません。
物語の中で、人間はエルフの前ではほんの一瞬です。生と死についての考えをあまり経験していませんが、もし私が半世紀以上生きた中年だったら、この作品が私に共感と考えることをもたらすでしょう。人生の前半を振り返る時間に、私もフリーレンと同じように自分が時間を無駄にしたことを後悔するかもしれません。しかし、私の人生経験はまだ十分なほどではないため、十分な後悔を感じることはありません。私の前にはまだ埋めるべき大きな空白があります。もしかしたら、本当にその時が来た時には、この作品がもっと好きになるかもしれません。
ちなみに、フリーレンはとても可愛いです。早くバカな修タルクと手を繋いで、甘い恋愛を楽しみにしています🤣。